四国ツーリング
事の始まりは2014年10月末。
9年半も勤めた会社を退職する事となり、退職日まで残すところ後1ヶ月少々となったある日の夜。
某所から帰宅するべく小雨の中をバイクで走行し、自宅マンション目前で曲がると駐輪所というところに差し掛かっていた。
小雨といえど30分弱も走っており、すでに服も体も濡れていたのでさっさと家に帰りたかった私は駐輪所に向かうためにスピードを落とし軽くバンクを付けてカーブに進入する。
しかし不幸な事に私がカーブに進入した途端にどこからともなく猫が飛び出してきたのだった。
今のままでは確実に猫を轢いてしまう。
一瞬このまま進んでしまうか?と思ったのだが、いくらスピードを落としているとはいえ雨で濡れたスリッピーな路面。
そしてバイクにもいくらかのバンク角を付けている。
もしあの猫を轢いてしまったら…、いやこの状況ではブレーキをかけただけでも転倒する可能性は決して低くない。
だからといってこの猫を轢いたとしたら私自身目覚めが悪いし、ずっと猫を轢いたという事実に後悔してしまうだろう。
一か八かでブレーキをかける。
焦りが出てしまったのだろうか。
いつもより強めにかけてしまったブレーキは無常にもタイヤがロックした状態に陥り、雨に濡れた路面に立て直すだけのグリップなどある訳もなくそのまま転倒してしまった。
倒れる瞬間、スローモーションとなった世界で轢きそうになった猫を見るとその顔には驚愕の表情が張り付いていた。
あぁ猫でもそんな表情するんだなと冷静な感想がその世界で確認した事だった。
大きな音を立てて転倒したが最初に思ったのはあの猫は大丈夫かという事。
驚きに固まっていた猫の方を見ると走り去る後姿だけが見える。
所詮は野良猫よ…とバイクに足を挟まれた形で転倒した自分を慰める事しか出来なかった。
その後は知っての通り、右足親指第二関節粉砕骨折と右足人差し指の骨が縦に割れるというそれなりの代償を払う事となった。
全治半年の負傷を負ったがその後、元気に何食わぬ顔で歩いているあの猫を発見し、あの時轢いてしまい自分勝手な後悔に悩まされるぐらいならこの程度で良かったとしみじみと感じる。
それは今でも変わらない自分勝手な満足感である。
バイクの方は車検が約2ヶ月後に迫っていたが私自身が粉砕骨折で動けず仕事も退職する事に変わりが無い。
だからと言って怪我の為に就活する事も出来ない状況もあり思い切って放置する事にした。
10月末に粉砕骨折し、歩けるようになったのが翌年3月。
しかしまだ右足を庇いながら歩いており、完治と呼べるようになったのが4月末から5月にかけてとかなりの時間を費やした。
確かに完治までに時間は費やしたがある程度回復した状態で始めていた就活のお陰で次の就職が決まっており、仕事が落ちいたらバイクの車検を出そうという精神的余裕も出てきていた。
そして半年放置してたバイクを改めて見たのだが…。
そもそも転倒した時点でカウルをはじめとする外装・ミラーやハンドル周りの傷や破損は覚悟しており走行に問題なければ直さなくてもいいとまで考えていたのだが時間が経ってから改めて確認するとフレームが折れてるのを発見してしまったのだった。
こんな大きな破損を気が付かなかったとはやはり当時は冷静ではなかったのだなと思い知らされる。
幸いフレームといってもメインフレームではなく、メインフレームに接続してブレーキやステップを取り付けるサブフレームだった。
もちろんそこが折れているので後輪のブレーキパット部、ブレーキペダル自体も脱落しかけていた。
接続しているという事は取り外しが可能。さらには部品が設定されているはずと思い部品の値段を検索する。
折れたフレーム自体はおおよそ1万前後の値段だったが、これに工賃が発生する。しかもここまでダメージがあると他にどこにダメージがあるか分からない。
こうなったら車検のときに徹底的に調べて貰わないと怖くて乗れない。
これは思ったよりも修理費がかさんでしまうなと、その時はただそれだけの感想しかなかった。
次に見付かった仕事は私の想像以上に過酷だった。
プリンタやPCの修理という前職と変わらない仕事を選んだのだが、基本給が低く設定されている代わりに修理件数に応じた歩合が付くという給料体制で、その会社自体が2次請けで各拠点の事務所も元請の各拠点内にあるという会社。
仕事の振り分けは元請の会社が行うのだが、なまじ経験者で且つしばらく仕事をしているとどんな形であれその日の内に終わらせてくる実績を積み重ね、元請の会社にも認められ始める。
認められるのはいい事なのだが、同期と比べ時間のかかりそうな修理や面倒なユーザーばかり回され思うように件数が稼げない。
件数が稼げないと歩合に反映されない。
が、仕事内容は面倒な案件ばかりになってくる。
それでいてリプレースの話を定期的に持ってくる。
元請からしたらこんな使い勝手の良い人材はいない。
元請の取締役がわざわざ本社に連絡して私の事を評価してると伝えてくれるのはありがたかったが、元請の評価がいくら上がろうが私の収入が上がる訳などない。
気が付けば骨折が完治するまでに著しく減っていた貯金もついには底をついてしまった。
そんな状況でバイクの事まで頭が回るはずもなく、気が付けばバイクを放置して1年半も経とうとしていた。
さすがにこれは自分自身が持たないと感じたので退職を申し出て無事退職。
自分の所属している会社からみたら私という社員は売り上げに全く貢献していなかった社員。
元請の会社から見たら使い勝手のよい社員。
会社には一切引き止められなかったが元請の会社には取締役や支店長から引き止められたのは皮肉でしかない。
前職の先輩の紹介で次が見付かっていたが入社前に揉めて内定取り消しなどを経て今の会社に入社する事が出来た。
細かい部分で見たら土曜日が隔週だったりと少し引っかかったりするが今までと比べたら遥かに恵まれた環境にある会社。
入社してしばらくして安定してきた時に最初に湧き出たのはバイクに乗りたいという感情だった。
すでにバイクで転倒してから2年の月日が過ぎ去っている。
その感情が芽生えた時に大型バイクの免許取得も頭を過ぎったがまずはバイクの修理。
しかし2年も放置してしまったバイクだ、車検や修理の事など色々と考慮し出した結論は買い替えた方が安いという事だった。
そこからはCBR400にするかninja400にするか悩んだが奇しくもどちらもマイナーチェンジする時期。
個人的に憧れたバイクはCBR600Rなのだが、修理ではなく買い替えを選択したことにより大型バイクの免許取得は選択肢から外していた。
今考えれば何を焦っていたのかとは思うが9月というのは今すぐにバイクを買えばバツーリングシーズンにギリギリ間に合うという時期。
今年中にバイクに乗りたいという気持ちが焦りを生んでいたのだろう。
購入する前にどちらもマイナーチェンジが発表されたがCBRは生産工場がある熊本が地震の影響で納車時期が分からない。
そしてninja400Rをしっかり乗ってあげる事が出来なかったという無念もあり、2017年モデル、オレンジ色のninja400を購入するに至った。
2018年モデルでフルモデルチェンジするのではないかという話も聞こえてくるのだが。
9年半も勤めた会社を退職する事となり、退職日まで残すところ後1ヶ月少々となったある日の夜。
某所から帰宅するべく小雨の中をバイクで走行し、自宅マンション目前で曲がると駐輪所というところに差し掛かっていた。
小雨といえど30分弱も走っており、すでに服も体も濡れていたのでさっさと家に帰りたかった私は駐輪所に向かうためにスピードを落とし軽くバンクを付けてカーブに進入する。
しかし不幸な事に私がカーブに進入した途端にどこからともなく猫が飛び出してきたのだった。
今のままでは確実に猫を轢いてしまう。
一瞬このまま進んでしまうか?と思ったのだが、いくらスピードを落としているとはいえ雨で濡れたスリッピーな路面。
そしてバイクにもいくらかのバンク角を付けている。
もしあの猫を轢いてしまったら…、いやこの状況ではブレーキをかけただけでも転倒する可能性は決して低くない。
だからといってこの猫を轢いたとしたら私自身目覚めが悪いし、ずっと猫を轢いたという事実に後悔してしまうだろう。
一か八かでブレーキをかける。
焦りが出てしまったのだろうか。
いつもより強めにかけてしまったブレーキは無常にもタイヤがロックした状態に陥り、雨に濡れた路面に立て直すだけのグリップなどある訳もなくそのまま転倒してしまった。
倒れる瞬間、スローモーションとなった世界で轢きそうになった猫を見るとその顔には驚愕の表情が張り付いていた。
あぁ猫でもそんな表情するんだなと冷静な感想がその世界で確認した事だった。
大きな音を立てて転倒したが最初に思ったのはあの猫は大丈夫かという事。
驚きに固まっていた猫の方を見ると走り去る後姿だけが見える。
所詮は野良猫よ…とバイクに足を挟まれた形で転倒した自分を慰める事しか出来なかった。
その後は知っての通り、右足親指第二関節粉砕骨折と右足人差し指の骨が縦に割れるというそれなりの代償を払う事となった。
全治半年の負傷を負ったがその後、元気に何食わぬ顔で歩いているあの猫を発見し、あの時轢いてしまい自分勝手な後悔に悩まされるぐらいならこの程度で良かったとしみじみと感じる。
それは今でも変わらない自分勝手な満足感である。
バイクの方は車検が約2ヶ月後に迫っていたが私自身が粉砕骨折で動けず仕事も退職する事に変わりが無い。
だからと言って怪我の為に就活する事も出来ない状況もあり思い切って放置する事にした。
10月末に粉砕骨折し、歩けるようになったのが翌年3月。
しかしまだ右足を庇いながら歩いており、完治と呼べるようになったのが4月末から5月にかけてとかなりの時間を費やした。
確かに完治までに時間は費やしたがある程度回復した状態で始めていた就活のお陰で次の就職が決まっており、仕事が落ちいたらバイクの車検を出そうという精神的余裕も出てきていた。
そして半年放置してたバイクを改めて見たのだが…。
そもそも転倒した時点でカウルをはじめとする外装・ミラーやハンドル周りの傷や破損は覚悟しており走行に問題なければ直さなくてもいいとまで考えていたのだが時間が経ってから改めて確認するとフレームが折れてるのを発見してしまったのだった。
こんな大きな破損を気が付かなかったとはやはり当時は冷静ではなかったのだなと思い知らされる。
幸いフレームといってもメインフレームではなく、メインフレームに接続してブレーキやステップを取り付けるサブフレームだった。
もちろんそこが折れているので後輪のブレーキパット部、ブレーキペダル自体も脱落しかけていた。
接続しているという事は取り外しが可能。さらには部品が設定されているはずと思い部品の値段を検索する。
折れたフレーム自体はおおよそ1万前後の値段だったが、これに工賃が発生する。しかもここまでダメージがあると他にどこにダメージがあるか分からない。
こうなったら車検のときに徹底的に調べて貰わないと怖くて乗れない。
これは思ったよりも修理費がかさんでしまうなと、その時はただそれだけの感想しかなかった。
次に見付かった仕事は私の想像以上に過酷だった。
プリンタやPCの修理という前職と変わらない仕事を選んだのだが、基本給が低く設定されている代わりに修理件数に応じた歩合が付くという給料体制で、その会社自体が2次請けで各拠点の事務所も元請の各拠点内にあるという会社。
仕事の振り分けは元請の会社が行うのだが、なまじ経験者で且つしばらく仕事をしているとどんな形であれその日の内に終わらせてくる実績を積み重ね、元請の会社にも認められ始める。
認められるのはいい事なのだが、同期と比べ時間のかかりそうな修理や面倒なユーザーばかり回され思うように件数が稼げない。
件数が稼げないと歩合に反映されない。
が、仕事内容は面倒な案件ばかりになってくる。
それでいてリプレースの話を定期的に持ってくる。
元請からしたらこんな使い勝手の良い人材はいない。
元請の取締役がわざわざ本社に連絡して私の事を評価してると伝えてくれるのはありがたかったが、元請の評価がいくら上がろうが私の収入が上がる訳などない。
気が付けば骨折が完治するまでに著しく減っていた貯金もついには底をついてしまった。
そんな状況でバイクの事まで頭が回るはずもなく、気が付けばバイクを放置して1年半も経とうとしていた。
さすがにこれは自分自身が持たないと感じたので退職を申し出て無事退職。
自分の所属している会社からみたら私という社員は売り上げに全く貢献していなかった社員。
元請の会社から見たら使い勝手のよい社員。
会社には一切引き止められなかったが元請の会社には取締役や支店長から引き止められたのは皮肉でしかない。
前職の先輩の紹介で次が見付かっていたが入社前に揉めて内定取り消しなどを経て今の会社に入社する事が出来た。
細かい部分で見たら土曜日が隔週だったりと少し引っかかったりするが今までと比べたら遥かに恵まれた環境にある会社。
入社してしばらくして安定してきた時に最初に湧き出たのはバイクに乗りたいという感情だった。
すでにバイクで転倒してから2年の月日が過ぎ去っている。
その感情が芽生えた時に大型バイクの免許取得も頭を過ぎったがまずはバイクの修理。
しかし2年も放置してしまったバイクだ、車検や修理の事など色々と考慮し出した結論は買い替えた方が安いという事だった。
そこからはCBR400にするかninja400にするか悩んだが奇しくもどちらもマイナーチェンジする時期。
個人的に憧れたバイクはCBR600Rなのだが、修理ではなく買い替えを選択したことにより大型バイクの免許取得は選択肢から外していた。
今考えれば何を焦っていたのかとは思うが9月というのは今すぐにバイクを買えばバツーリングシーズンにギリギリ間に合うという時期。
今年中にバイクに乗りたいという気持ちが焦りを生んでいたのだろう。
購入する前にどちらもマイナーチェンジが発表されたがCBRは生産工場がある熊本が地震の影響で納車時期が分からない。
そしてninja400Rをしっかり乗ってあげる事が出来なかったという無念もあり、2017年モデル、オレンジ色のninja400を購入するに至った。
2018年モデルでフルモデルチェンジするのではないかという話も聞こえてくるのだが。
そんなこんなでLinderothです、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ずっとGBFというゲームのハイスコア出したときに入力してた英数3文字をHNにしていましたが、気が付けばFFで私が操作するキャラクターに付けたLinderothという名前がすっかりネットでの私の名前として浸透しておりまして。
新しく買ったPCとかのユーザー名もすべてこっちの名前になってしまっています。
ので、もうGBFってあんまり使わない気がします。
でもね、
お前の名前なんて知ったこっちゃねぇよwww
ってみんな思ってるでしょ?
俺も思うもんwww
そんなクソみたいなどうでもいい話を長々と書いてみたんですけど要は四国にツーリング行ってきましたって話しです。
そもそもこのブログでもかなり前に四国ツーリングに行きたいって書いてたりします。それこそ2004年とか2005年とか辺りに。
今回やっと一部果たせた訳ですね。
で、なぜ今になって四国かというとETCの取り付けから話が始まるんですよね。
ツーリング行きたいから始まったのかECT取り付けたいから始まったのかどっちか忘れちゃったんだけど、とにかくETC付ける事になりました。
そう俺の中で。
ちょっと調べたらETC取り付け助成金ってのも出るってのも分かったので、そうなったらもう付けるしかないでしょうよってなモンです。
バイクに乗り始めて10何年経つんですけど、北海道は除いてツーリングで行ってみたい場所が伊勢神宮。出雲大社。そして四国なんですよね。
日帰りツーリングしかした事ないので泊りがけで行くツーリングもやってみたかったし。
とはいえまだソロキャンプはハードルが高いってかソロでキャンプする気はねぇ。
2年前に転倒して「ようやく」大怪我もしましたし、ETC付けるならついでに装備も考えようって予算組みまして。
予算組もうとしたけど全然足りねぇって思ってるところに決算ボーナスが出たんで大判振舞いですよ。
コスパが良かったコネミのメッシュジャケット。
欲しかったけどサイズがなくて違うものにしたRSタイチのブーツ。
そしてETC。
ブーツは最初欲しかったものよりも防御力があって結果良かったかな。
ETCも実際便利。(今回のツーリングで高速代がいくらかかってたのか調べてないけど昔香川に行ったときは往復1万だったからそれぐらいかなw)
コネミのメッシュジャケットも値段が1万ちょっとで半額になってたのにプロテクター類もしっかりしてて胸プロテクターまである。
着るとそこまで重さも感じないし良いんだけどコレジャナイ感が半端ないw
やっぱデザインがなぁwww
今すっげぇ太ってるからあれだけど平均的な体重に戻ればHYODあたりのデザイン性の良いレザージャケットとか欲しいなw
そんな訳でツーリングですが中々日程が決まらない。
決まらないというより5月3〜4日に行きたいんだけど天気予報が出てないから行くに行けない。
雨だったらツーリング嫌じゃない。
4月末にGWの天気予報が出て3〜4日は概ね晴れの予報だったのでそこから動き始める訳ですよ。
でもね、予定の日まで1週間切った時からホテルなんて取れるもんでもないよね。
あらゆるホテル予約サイトで検索してもほぼ満室。
ほぼに当てはまらない宿は1泊9万とか超超高級旅館とか。
5〜6日だとかなりの数の空室。
でも6日がクソみたいに出勤なのでその日程ではいけぬ。
4〜5日だと少し空いてるけど今回の目的地は高知県。出来れば高知市内に泊まりたい。
しかし空いてるのは四万十方面とか愛媛や徳島の県境とかその辺。
ちょっと1泊では進める距離ではない。
やっぱり宿がないなぁと思っていろんなサイトを検索してたらなぜかさっきまで満室だった高知市内のホテルに空室が。
このサイトでさっき検索した時には確実に満室だったホテル。
なぜ覚えているかというとこのツーリングを計画した時にここに泊まれたらいいなぁと目星を付けてたホテルだったから。
しかしこれはチャンスとばかりに予約を進める。
最後の確定する前に念の為にバイクの駐輪出来るかどうか確認しようとホテルに問い合わせ。
バイクの駐輪も出来ると確認出来たが
その日は満室のハズなんですが…
と不安になるような事を言われてしまう。
しかし電話でバイク停めれるかどうか確認出来た瞬間にホテルの予約確定ボタンを押せたし、その後確定メールも来たので予約取れてるはず。
某リヴァゴ的な謎いサイトじゃなくて観光業界じゃ観光案内マップとか多数出版しててそれなりに名前が通ってるサイトだしなぁ。
大丈夫と自分に言い聞かせてみたもののやぱり気になります。
その日の夜にホテルに予約が取れてるか問い合わせ。
Linderoth様のお名前では予約が確認出来ません。
オワタ
今回のツーリング終了のお知らせ。
今回の事で分かった予約サイトのシステムなんだけど、今だにFAXでやり取りしてるらしい。
ので、予約取ったタイミングでは翌日朝10時にFAXが来るそうで。
明日の10時頃FAX確認してから連絡しますとの事。
結果は無事に予約取れてたんですけど、今だにFAXが使われてることに驚きました。
MFPの業界にずっと居るけど、もうFAXって無くなりはしないけど必要な物ではなくなりつつある物って認識だったんだけどなぁ。
実際、新たに販売する時もFAXはそこまで重視されてないしなぁ。
取引先がまだFAX使ってるから無くせない状況。
若い会社なんてメールでやりとりしてるからFAXない会社もあるしね!と思ったけどよく考えたらメーカーに注文出すときウチもまだFAXだったわw
閑話休題。
ホテルも取れたので4〜5日の日程でツーリングに行く事になりました。
が、4日の日は少し天候が崩れるかも知れないけどその日程しか無理だから仕方なし。
後は明石海峡大橋を渡るときに横風さえなければ。
それだけが懸念。
そんな懸念をかかえつつツーリング当日。
本当はこの時期の山って結構寒いから念の為にインナーウェアも用意しておこうと思ってましたが、2日の日に無駄遣いをしてしまってインナーウェアを諦めてたので予定通り、半袖シャツにロンTという井出達。
もちろん、バイクの乗るときはメッシュジャケットを羽織ってるので防御力は大丈夫。
なお、足はブーツで防御力を高めているがズボンがジーパンというすべてを台無しにするスタイル。
次はそのへんも考慮に入れて装備を整えよう。
荷物は結局20Lのオルトリーブの防水バックパックに合羽、着替え、カジェット類を入れて結構な重量。
背負ってしまえばこれもそこまで重さを感じないんだけど、感じないだけで両肩に結構なダメージを負ってましたw
朝、7時半出発。
の予定が諸事情にて8時半過ぎ出発。
ぽんぽん痛かったんです。
のっけから自分らしくグダグダ具合でスタート。
阪神高速3号で明石海峡大橋を目指します。
それなりに混んでるけど70km/hぐらいで巡航。
でも風がこえぇぇぇぇ
2年間のブランクでバイクに乗る感覚は無くなっていた!
一般道は問題なくても高速とか風が怖いねぇw
そこそこの交通量のおかげでゆっくり走っても問題なくて体力を温存しながら明石海峡大橋に。
やっぱり風こえぇぇと思いながらも、思っていたよりかは風は強くなく何とか明石海峡大橋を突破。
10時半過ぎには淡路インターに到着しここで初めての休憩。
自宅から丁度2時間で到着したんだけど高速道路のサービスエリアでのお約束であるソフトクリームを食べるかどうか悩みました。
今後の予定よりも悩みました。
が、まだお昼前でもうちょっとでお昼だし〜って事で断念。
同じく観覧車も断念しております。
ここまではわりと余裕で走って来れたんですが、ここから恐怖の幕開けでした。
淡路島の高速の風の強さったらアンタwww
実は四国ツーリングの他にテーマを設けておりまして。
そのテーマとはバイク恐怖症を克服という物でしてwwwwwww
いやはや一般道はそれなりに走れるようになったんですけど、高速はまだ駄目ですね。
後輪がスリップして転倒する感覚がまだ体に残ってまして、80km/hぐらいで走ってたらそりゃーもう凄い恐怖ですよwww
走りながら後輪がすべる感覚が蘇るんですよ^−^
バイクはまっすぐ走ってるのに自分の感覚では後輪が横滑りしてるのwww
実際の動きと感覚にズレがあるって物凄いストレスです。
そこに強い風を受けるものですから必要以上に力が入ってちょっとしたコントロールも柔軟な対応が出来ない始末。
あれ?これバイクに乗ったら駄目なヤツじゃね?
ほんと淡路島の高速は恐怖しかなかった。
スピードを出しても怖い。でも緩めようにも体に力が入ってて緩むこともないという悪循環。
トロトロ走ったら走ったら後続車がアレな感じですしw
やべぇぇ怖いぃぃぃ次のサービスエリアで止まるぅぅぅぅと思いながら一切の余裕がないまま走り続けてました。
たぶんまわりからは高速乗れないなら走るなよって思われてた事でしょう。
ちなみにサービスエリアに来ても
サービスエリアだけどもうちょっと走ろう。もうちょっと頑張ろう。と思いながら結局一回も止まることなく走り続けてました。
もう馬鹿かと。
そして大鳴門橋。
こっちの方が怖かった。
右左右左と交互に風が吹き荒れる。
そんなときに限って長い鉄のプレートの上を走ってるとか大鳴門橋、マジ殺しにかかってきてる。
恐怖でヘトヘトになりながら鳴門インターに差し掛かったところで12時。
徳島インターまで行くつもりだったけどお昼も食べたかったので鳴門インターで降りてご飯を食べるところを探しながらの走行。
しばらく走ってたけどちょうどお昼時ってのもありどこも並んでてげんなり。
昼飯時にガラガラなのもどうなんだって話ですが。
諦めて昼食わないか室戸岬に向かってその途中で食べようかと思い始めた頃に並ばずに入れそうなラーメン屋発見。
徳島ラーメンを食べたかったので丁度良かったと思い入店。
うん。まぁ。そうだね。
ちょっと好みではなかった。
醤油が濃いんだけど、醤油だけの濃さではない何か。
看板にあっさりって書いてたのに…
13時前に再びバイクを走らせ今回の第一目的地の室戸岬へ向かう。
小学校の時に社会の授業で習った室戸台風というフレーズが何故か残ってて一度行ってみたかった場所なんですよ。
きっと子供ながらその内容に恐怖を感じたんだろうね。
わかんないけどw
ラーメン屋を出てそのまま11号から55号に入るところで13時半。
時間が押している事が気にかかる。
セブンイレブンがあったのでコーヒー飲みながら文明の利器であるスマホの地図アプリを紙の地図のように地図上の道を追っていくアナログなルート検索。
目的地入力したらルート検索自動でしてくれるのになんでそんなやり方してたのかは自分でも分かりません。
そんな方法でルートを検索してたら何気に入ったコンビニが丁度ショートカットの分岐点である事が判明。
なんてタイミングが良いんだろう、流石俺wwwと思いながらショートカットする為にルート変更。
ルートを変更するのは良いが、ちょっと進むと途端に民家が立ち並ぶ路地の様な道になりこっちに来たことを後悔。
でもショートカットだしーと思いながら走ってたけど、今地図で確認したらどうショートカットになってたのかが分からぬ…。
本人はショートカットしたつもりで走り55号線に再び合流。
しかし天候は見る見るうちに悪くなってくる。
雨に降られないといいなーと思いながらも進み日和佐街道を抜けて日和佐へ。
そして鳴門インター降りて1時間で昼飯食ったとはいえ徳島地方裁判所前ぐらいまでしか進んでないのに、次の1時間で日和佐の道の駅にいるという謎。
さらに日和佐街道出口前の最後のトンネルを抜けるとそこは雨だった。
小ぶりの中走り日和佐の道の駅に到着。
雨が一向に止む気配がないどころか強くなる気配。
そこで室戸岬を諦める。
少し戻って土佐東街道に進みそこから19号へ。
19号を進み195号まで戻る。
雨の中山道を突っ切るプランに切り替え。
もちろんデジタル機器を使ってアナログ方式で道調べてますよ、バカだから。
土佐中街道と名付けられた195号線は気持ちの良いワインディングで走り易く、ダムなど寄り道なんかが出来そうなところが多数あり、また途中にドミトリーなどもあったりと本当にバイカーにとって良い道でした。
そう、雨さえ降っていなければね。
雨の為にまったく余裕の無いまま走り続けてたんですけど、高知の美しい自然を感じれる部分もあったりとこの道を走る事にしたのはこのツーリングの中で数少ない良い判断でした。
池の真ん中に橋が架かってるところとかすごく綺麗だったなぁ。
ほんと雨さえ降ってなければもっとこの道を堪能出来たのに。
そんな道を濡れた路面のカーブの途中に道を繋げる鉄のプレートを仕込むな!殺しにきてるのか!と気持ち悪い独り言をしながら走り続け、香美市を越える頃には雨が上がってました。
雨が上がるっつーか道が濡れてない。
どうやら雨エリアを抜けたようですよ。
ひゃっほーい走りやっすーいとばかり合羽を脱ぎハイテンションで走ってたら高知市内で雨に追いつかれたのでしまいこんだ合羽をまた着て小雨の中ホテルを目指す羽目に。
ホテル付く頃には止んでたけど。
自分のタイミングの悪さにハイハイ知ってた知ってたと悪態をつきながらホテルに伝えてたチェックイン時間から1時間ほど遅れて18時にチェックイン。
いつもなら適当に済ますところだが、今回は郷土料理的な美味しい料理とお酒を頂きたいと思ってたので適当な店を探す。
探すがどこもいっぱいかチェーン店しかなくて入る店が見つからない。
せっまい店内で各グループが所せましと盛り上がってるところにボッチで食事する勇気はねぇよ。
食事処が集まってる界隈を何周もしてて、そのたびに気になった土佐の日本酒専門店に入ってみる事にしました。
入るとお酒しかありませんけどと言われたが了承して店内へ。
本当にお酒しかなくてマジか!となりましたが、かろうじてそら豆5粒だけくれたのでそれを頂きながら日本酒を頂く。
お酒しかないと言っても何かつまむものぐらいあるだろうとか思ったが本当にないらしくてなwww
そら豆食いながら他のお客さんの会話に割り込んだりして呑んでたらいつのまにか21時を回っている。
いい加減な量を呑んだけど空腹が解消されていないのでラーメン食おうかと思い店を出ることに。
丁度しゃべってた人たちも帰るところだったしね。
とはいえ会計で6,000円って言われるとは思わなかったです。
6,000円という価格に内心顔面ブルー状態だったが、あ、その程度の値段なんだw思ったより安いんですねwみたいなノリで6,000円をお支払い。
全然安くねぇよ!!こっちとら高くても4,000円ぐらいかなーって思ってたわ!!
絶頂にへこみながらふらっと入れそうなラーメン屋さんも見付からず、あっても満員とかだったので泣く泣くコンビニでカップ麺買ってホテルで食うという夕食はコンビニでといういつものパターンに収束していく。
郷土料理的な美味しい料理はどこにいったんでしょうか?
俺には旅先で舌鼓とか許されないのでしょうか?
次の日。
天気予報みると曇りだが雨は降らなさそうという事で7時半にホテルをチェックアウトして室戸岬を目指します。
改めてみるとバイクが結構汚れてる。
雨の中走ったからなぁ…
ちょっとテンション下がり気味で55号線を室戸に向かって走り、何の問題もなく安芸市に。
実は会社の先輩が里帰りで安芸市にいるらしいんでバッタリ会ったら面白いですねって話してたけど、こんな朝早くにバッタリする訳ねぇな。
朝も取ってないのでどこかでモーニングでもと思ったけど走ってた道沿いにはモーニング食べれるような店も開いてなかった。
安芸市を抜けて後戻り出来なくなった頃に天候が悪くなり始め、ホント勘弁してよという願いも虚しくぽつぽつと降り始めちゃいました。
もう室戸岬に行くしかないのでひたすら55号線を走る走る。
室戸岬まで残り10kmという地点で急な晴天。
四国の天気は変わりやすいのかな。
雨を逃れた嬉しさに室戸岬を観光するぞと息巻いたものの室戸岬で再び空が薄暗くなる。
雨降られたらかなわん。
ってか、雨の中を大鳴門橋と明石海峡大橋なんて渡りたくない!という訳で室戸岬断念。
決して灯台まで徒歩20分という看板を見て心が折れた訳ではないぞ!
灯台や洞窟とか本当に見たかったなぁ。
でもさすがにアレなんで室戸岬の看板とビシャコ巌だけスマホで写真に撮ったりしました。
いつも思うんだけど、バイク降りて一人で写真撮ってるのって結構恥ずかしいんだけど俺だけなかな?
なんつーかバイクだけじゃなくて旅行でもカメラ構えるのが恥ずかしいんですよね。
もう俺がカメラに向いてないのか不細工な癖に自意識過剰の糞野郎かのどちらか。
そんな恥ずかしい思いをしながら写真を撮り終え、そのまま55号線を海岸沿いに走り前日に室戸岬行きを諦める決断をした日和佐の道の駅に到着。
海岸線も天気が良かったら気持ち良かっただろうに、天候が回復したのが海岸沿いを抜けて山に入ってからという悲劇。
結局雨も降らなかったから灯台行けば良かったなぁ。
嘆いても仕方ないし、ホテルで見てたニュースによると高速道路も混みそうなので早めに帰るに越したことないな。
そして日和佐まで休憩が室戸岬で写真1枚取っただけだったので11時と少し早いが昼食をとる事に。
道の駅内に日和佐丼がなんちゃらかんちゃらって(覚えてもいねぇ)大きな写真で丼物が紹介されててここで食えるのかと思ったらこの道の駅には食事するところすらなかった。
あの写真はなんだったのか未だに謎。
謎のムラサメ城よりも謎。
本来なら今日は香川方面でうどんを食べようと思ってたのもあったので日和佐の道の駅前にあるうどん屋で釜揚げうどんを注文。
普通の釜揚げうどんだったので特に感想はないよ!
強いていうなら鶉の卵の殻が中々割れなくてグチャって握りつぶすような形になってしまい手が汚れただけだよ!
不器用ですみません。
1時間ほど滞在して再びバイクにまたがり55号線を北上。
前日の道を戻るだけになるけど、ショートカットした道は通りませんでした。
もう訳がわかんねぇ道は通らんw
徳島市内に入り何度かコンビニで道を確認がてら休憩。
休憩が多くなるのはやっぱり疲れてるんだなぁ。
今度は徳島インターで高速道路に乗り走りましたがやっぱ高速道路は風がこえぇぇぇぇぇぇぇ
まだまだ後輪がすべる感覚が抜けてないようです。
普通に風も怖いw
今回のツーリングで分かった事は、今のところ自分の最高速度は80km/hが限界って事。
高知で車の流れに乗って走ろうとしたらみんな平気で90km/hとか出てて怖いよ!
片道1斜線の狭い道路だぜ!!みんななんでそんなスピードで走ってんだよwww
高知恐るべし。
前日も雨の中ワインディングを楽しんでましたが、雨だとカーブとか制限速度から15km/hほどスピード落としてました。
そうじゃないとまだ怖いw
しっかりとグリップして曲がってるのに感覚上でツルンって滑ってるんですよw
怖い怖い。
高速でも80km/hが限界でしたね。
風が強いと出来れば70km/h弱ぐらいで走りたいぐらい。
元々安全運転派なんでスピード出してなかったしねぇ。
また高速でも普通に80km/hぐらいのスピードで自然体で乗れるようになるまでもう少し時間かかりそうw
大鳴門橋はやはり風がきつくて怖かった。
淡路島の高速道路もな!
淡路サービスエリアまでに途中のサービスエリアで止まったわ。
力入り過ぎて握力なくなってきてたし。
いい意味で恐怖心が抜け切るまでもっと慣れないとだめだなぁ。
帰りの淡路サービスエリアで今回ソフトクリームを食ってない事を思い出し、ソフトクリームと記念撮影。
いい年したおっさんが1人、風景にソフトクリームを入れて写真で撮ってる姿はさぞかし周りに恐怖と嫌悪感を与えていた事でしょう。
周りのカップル共よ、最後に嫌な思い出を胸に刻んで帰れ!
適当に周りに異質な雰囲気を振りまいて満足したのか再びバイクに乗ります。
バイクを止めた場所から少し離れたところにリッタークラスのCBRに乗った女性ライダー発見。
ちっちゃい体で大きなバイクに乗る姿はかっこいいですね。
装備もしっかりしてたのでさらにポイントアップ。
てか、クソだせぇ某メーカーのライダージャケットも女性が着るとカッコ良く着こなして見えるのは何なんでしょうね。
スタイルの差かな?
そんな事を思いながら明石海峡大橋を越え、トンネルに入ったところで大渋滞。
バイクゆえ車線変更しやすいので進んでる斜線に潜り込んで進んでいく。
他のライダーたちも似たような走り方。
事故が怖いんですり抜けはしないけどね。
思ったより渋滞も流れてたので阪神高速3号へ。
ずっと走って疲れもあったせいか、やっぱり高速の風は怖い。
怖い怖いと思いながら走ってると気が付けばグリーングリーンを歌いながら走っている自分がいる。
自分でも気が触れたのかと思ったのでツッコミ不要。
ちなみに高知を走ってる時に1箇所だけトンネルで急に悪寒が走ったところがあってそこでも何故かグリーングリーンを熱唱し始めるという奇行に及んでいます。
なお、グリーングリーンは父と子の別れの歌(原曲の詩はどうだか知らん)なのでその場には似つかわしくないんですけどねぇ。
高速の風と戦いながら無事に帰宅。
17時着という思ったよりも早い時間に帰れました。
今回の総走行距離は680km。
燃費は計算してないけど、バイクの燃費計によれば26km/lだそうです。
普段は燃費計が22km/lとか表示してたからあんまり伸びてないね。
そんな訳で今回高知県までツーリングしてきましたが、本当なら2泊3日ぐらいでいけば観光も出来てゆったり走れたんでしょうけど中々時間が取れませんからね。
今日も出勤だしw
今回のツーリングでバイク恐怖症など軽減すらしませんでしたが、これは時間が解決してくれると思ってます。
元々安全運転してたしスピード出していえぇーいってタイプでもないし、高速道路で制限速度で走行して自然体で乗れるようになればいいんですよね。
今回力入れすぎて内腿が筋肉痛です。
ニーグリップに力入れすぎwwwww
それとジャケットのデザインには目をつぶったとしてもやはりズボンがジーパンってのも反省かな。
そこまで安全性を考えるなそこも何とかしろよって自分で思った次第です。
その辺は体重を減らしてから選択肢を増やしてから考えたいですけどね。
荷物も最小限で行きましたがやはり背負うと重いのでそこも考える余地はあります。
背負ってるときは気が付かないけど肩こりが凄いw
しかし一番の反省点は重いのにも関わらず持って行ったのにカバンから出す事すらなかったデジタル一眼カメラの無駄さ。
1泊2日のツーリングに出たのにスマホで数枚写真撮っただけなんだぜw
次は写真取れるぐらい余裕のあるツーリングにしたい…